ホームランを打つために
いくつになってもホームランというものは、色あせません。
打つことが出来れば、それは「一生の思い出」になりますし。
また、チームにとってもホームランというワンプレーは入る点数以上に大きなものがあります。
プロ野球なんかでも、ホームランバッターの価値は非常に高く、野村克也監督は
「スラッガーは自前では育てられないから、他所から取ってくるべきだ」
と、自著で解釈していました。
まあ、難しい話は置いておいて、
打ちたいですよね。「ホームラン」
僕は、この1年間でホームランを増量しました。
5本→16本
また、ホームランが打てると同時に打率も上がりました
0.400→0.427
ホームランを打てるようになる=確実性が失われる
こう解釈する人もいますが、実の所パワーが上がる分打球速度が上がり。
野手に取られにくくなるんですね。
だからこそ、ホームランを打てるようになるためにトレーニングすることは一選手としてすごく良いことだと思います。
自宅で出来るホームランを打てる体作り
今回はここにスポットを当てていこうと思います。
ジムや野球教室などの手間をさけ、自宅のみの練習でホームランをいかにして打てるようになるか。
それに必要な道具を紹介していきたいと思います。
いわゆるトレーニング器具ですね。
まあ言ってみれば、
「出来るだけ金をかけずにホームランを打つ」
これが、今記事のコンセプトだと思ってください。
では、早速アイテムを紹介していこうと思います。
飛距離を上げるためのアイテム1.バーベル
これ一つあれば、様々な負荷をかけることが出来ます。
ショルダープレス
アームカール
補助がいないために、若干重量不足になりますが、スクワット。
そしてなんといっても、最強の練習ハイクリーンが出来ます。
それによって、ホームランを打つうえで必要な部位を強くしなやかに鍛え上げることが出来ると思います。
一選手に一つでもおかしくはないと思う
結果を残すんだったら、必需品になるな。
と思っています。
まあ草野球をガチでやる人が少ないからこそ、このブツを活用する人は少ないんですが。
しかしこれによって、各部位を適切に鍛えることが出来れば。
半年後には体は見違えていると思います。
特に肩回り。
バーベルを使えば、徹底的に肥大することが出来ます。
僕の経験上、強い送球を投げるために使う印象が強い肩回りですが、強い打球を打つうえでも、かなり必要になると思います。
自身の体をアップデートする上で、ぜひ使ってほしいですね。
ちなみに。
普通のウエイトだと、100キロほど挙げる人もいますが、自宅で補助をつけるのは難しいです。
重量不足に感じるかもしれませんが、50キロまでで十分だと思います。その分回数をこなしましょう。
すごくしんどくて、十二分に負荷はかかると思います。
また、一番大事な背筋もハイクリーンで鍛えることが出来る
バッターにとって一番大事な、背筋。
これを鍛えるうえでもハイクリーンが出来るのでバーベルはオススメですね。
また、あまり激しい運動が出来ない場合でも、若干重さ不足になりますが
デッドリフトを行うことが出来ます。
勿論、ハイクリーンがベストだとは思うんですが、デッドリフトでも十分な効果は得られると思います。
下半身もスクワットが出来ますから、野球に、特に野手にとって必要な部位はすべてカバーできますね。
飛距離を上げるためのアイテム2.マスコットバット
考えが古いな。
と思う人もいるかと思います。
しかし、なんだかんだ言って
「重たいものを振る」
ということが、バッターのパワーを磨くうえで一番効果的だと僕は解釈しています。
そういった意味では、それなりの重さを誇る1キロのマスコットバットを手に入れて、それを毎日30回ほど振る。
ということが、効果的だと思いますね。
要は、「素振りという名の筋トレ」を行うことが大事なんだと思います。
重いものを振る上での、注意点
注意すべきは重すぎるバットを振らないということです。
それだと、体の強い部分を無理に使おうとして変なスイングになってしまいます。
またケガの原因にもなってしまいます。
こういった重いものを振るのは、体全体を使って振るからこそ効果があります。
ある程度重いものは、体全体を使わないと逆に「振られてしまいます」そうならないように、体を使うからこそ。
体全体を使った豪快なスイングを身に着けることが出来るんですね。
重たいバットを振る上でも、フォーム。これだけは崩さないように注意すべきだと思います。
飛距離を上げるためのアイテム3.カウンタースイング
確か、昔YouTubeのクーニンTVで執拗に紹介されていました。
そのせいで、なんとなく嫌なイメージを持った方もいるかと思いますが。
これは、すごく良いアイテムだと思いました。
実際に使ってみると分かりますが、いつどこでも使いやすい。
手軽さがいいんです。
手軽さが最強のアイテム
例えば、バッティングセンターは前から来るボールが打てます。
それによって、正しいスイングは身につきやすくなり、飛ばし方もある程度習得できるかもしれません。
しかし、やっぱり遠出をしないといけないし。そもそも、家の周りにバッティングセンターがない場合もあります。
そういった意味で、手軽に打ち方の矯正が出来る、このカウンタースイングはかなり良い道具かと。
また。
このバットは、打てるスイングを体に覚えさせるものではなく、飛ばすスイングを体に覚えさせるための物です。
言わば、運ぶスイングを身に着けるためのアイテムです。
ブームが過ぎた今だからこそ、手軽に安く購入できますから、持っておいて損はないのかなと思います。
ただ、振る度にカチカチなるのは近所迷惑だから、場所を選ぶ必要はありますがね(笑)。
必要なアイテムは以上です
バーベル
マスコットバット
この2点で、バッターに必要な筋力を磨き上げ。
そしてカウンタースイングで飛ばすスイングを身に着ける。
この2つのパターンだけで、練習はシンプルなのだと思います。
ですが、シンプルだからこそ実施しやすく多忙である社会人にとっても都合のいい練習になると思います。
バッターに大事なことは2つに集約されると思います
体を作り上げること。
技術を身に着けること。
プロ野球選手、高校球児、そして草野球プレーヤーでも。
この2点がバッターが最終的に求めるところなのだと思います。
素振り→技術を身に着けるため
バッティング練習→上に同じ
筋トレ→体を作り上げるため
みたいな感じですね。
そういった意味で、今回はその2点を向上させ、草野球でホームランを打つために効果的なアイテムを3つ紹介してみました。
購入ページ
店頭での購入が難しいアイテムで、通販で購入するのが良いと思われます。
PC、スマホ両端末で購入できるのでぜひ活用してもらえればと思います。
ゼビオスポーツ通販部門
- 軟式用トレーニング用バット 打撃可 18SS 84cm/平均950g¥4,290
- カウンタースイング¥17,820
ゴールドジム通販部門
- IVANKO(イヴァンコ) SRUB ラバーバーベルセットIB-18 計50キロ 47,410 円
参考書を買って満足をする現象
受験生ならわかると思いますが、参考書を買って満足するだけで、それを活用しないというのでは本末転倒です。
筋トレやトレーニングギアでも同じことだと思います。
トレーニングアイテムを購入して
「さあ、明日から頑張るぞ!」
と思ったにもかかわらず、3日坊主に終わってしまうのではお金と時間の無駄になってしまいます。
余計なお世話ですが。
だからこそ、こういったトレーニングアイテムを購入するときは、
「続けられるか」
これをしっかり考えて購入することが大事かと思います。
トレーニングアイテムとは掛け算です。
1の効率だったトレーニングを5にするのがこういったアイテムの役割です。
しかし、そもそもトレーニングをしなければ
5×0=0です
勿論トレーニングはそれなりにしんどくなりますが、それでも続けることですね。
ここは、正直根性論になります。
最後に。いつぐらいに結果が出るか
僕が体を鍛え始めたのが、おととしのの7月ごろだったと思います。
そして、約半年間体を作ることに専念し。
オフシーズンを超え、2月末に草野球シーズンが開幕。
そこから一気にプレースタイルが変わりました。
具体的に言えば、引っ張る打球が増えて、流し打ちが減りました。
強引にねじ伏せていくスタイルに変わったんですね。
ヒットを打つゾーンは限られるようになりましたが、それでも打率は落ちず。
また、瞬発力を強化したことにより、打球の初速が伸びたと思います。
ということで、結果が出始めるのは練習を続けて半年ほどだと思います。
(あくまで僕の場合は)
半年間と言っても、それなりにシンドイ半年間ですがそれでも。
強い打球を打てるようになり、飛距離も伸びたので願ったりかなったりだと思っています。
ホームランを打ちたい方。ぜひ参考にしていただければと思います。
一応した記事では、練習メニューを公開しています。
https://grassbaseball.com/dageki/2020/04/11/%e9%87%8e%e7%90%83%e3%81%a7%e6%9c%80%e5%bc%b7%e3%81%ae%e7%ad%8b%e3%83%88%e3%83%ac%e3%83%a1%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%92%e7%b4%b9%e4%bb%8b%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%99%e3%80%82%e3%81%93%e3%82%8c/
まあ、ってことで、今回は以上ですね。